ずらし初手
まずはじめに一言。こんなタイトルですが、ずらさないタワーも使います。
1. 2手目まで
順タワーと置き方が変わるのは下図の通り。AAは基本的に順タワーを組む。しかし、折角ずらし初手を使うということなので、AAAB, AABBにおいては下図の右の置き方を使おうと思う。
2. 3手目以降
ABAAに関しては、普段の順タワーと同じなので、ここでは議論しない。
2.1. ABAB
2.2. ABAC
2.3. ABCC
2.4. ABCD
2.5. AAAB(五式)
2.6. AABB
千早式_AABB
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千早式のAABB形について。
該当2手パターン:AABB
千早式のAABBでは、その後の配ぷよによって、二つの形に大別できると思う。多分。それは、以下のような2つの形である。
上図の上の形はABAC形の考え方と同じなので、ABACの項に記述する。以降、上図の下の形(ここでは、L字形と呼ぶことにする)について記述する。
L字形では、私は普段はこのような形に組んでいた。
しかし、よく見るとこれらの形、どれも多色発火が難しい(別の発火点だと2W形になりやすい)。それに、私には少々難しい。もう少し千早式らしい形を検討してみることにする。
まず、L字形になるネクは、
AC, BC(ネク次第), CD(ネク次第)
+AB(方針次第), AA(ネク次第)
+BB(ネクと方針次第, 考え方は代用できる)
まあACもBCもCDも方針次第なわけですが。はっきり言ってL字形は使わないようにもできます。
・・・とか何とか書いてたわけですが、2017年7月2日、事件は起きました。
置き方に盛大な修正が入りました。その影響は初手周りにも及びます。
主に、ABACに似せて考え方を簡略化しようという修正が入りました
まずは、ゾンビ流千早式のAABBのネクの置き方。
以下、それぞれの形について。
・AA
AAはまあ、うん、あれだ。頑張って既存の形に似せる。以上。
・AB
ABは今考えて左の中段の形で図を作ったけど、右下の形でもいいし、だぁ積みみたいにしてもよい。右下の形は、6列目をつかった4Wをみつつ、3Tなども狙える良型だ。正直左中段よりいい気がしてきてる。左中段の形は、次の形を狙う。
上の形は、ABACAD形で説明する。
下の形は、ABACと考え方は似たようなものだ。
赤が偏ったらなるべく赤発火にしたい。というのも、赤は別の発火点だと3連鎖目の連結になりがちな気がするからだ(実際に組んで検討はしてない)。そのため、赤は出来れば8個来た時に発火したい。上図の下の形は黄発火も紫発火もあるよという話だ。紫を同色発火の形に組むことは可能だが、黄色の暴発に注意されたし。黄色が偏ったら黄色を2連鎖分にすることは可能だが、3W4に注意されたし。
・AC
基本的にはABACの考え方。DDなんかが来たら、下図のような形を狙ってもいい。
・BB
ABAC形に似せればよい。
・BC
こういう形は博士が好みそうな形である。私は普段は使わないのだが、折角記事にするので、輸入した。
端タワーである。序盤で3T形に確定する条件はおそらくD。端タワーの効率は端タワー使いに聞いてくださいな。興味を持った方はぜひ自分でも端タワーや端タワーにしづらい場合の対処などの検討を。
・CC
ABAC形。
・CD
基本的にはABAC形に似せる。CD(GP)が来たら、3,4列目に置いてBCの3T形を見つつ、普通の連鎖も見るといいかもしれない。
以上。ほとんど実際には組んでないので、あしからず。疲れた。
千早式_AAAB
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千早式のAAAB形について。
該当2手パターン:AAAB, ABAA, ABBB
基本的には、下図のようにして4W形を見る。本当は1列目使った4W形も見た方が良いのだろうが、今の私の技術だとそちらまで見えない。
よくみると下図の上の方、ぷよの数が奇数なので2列目に赤でも足して考えてくださいな。
この置き方には弱点がある。それは、右側が狭いことだ。右側が狭いと、下図の上のように千早式の考え方で多色発火を作ろうとしても、3W形にしかならない(紫を4列目の黄色の上に置き、3Tにする手はある)(また奇数になってるの馬鹿でしょ)。そのため、どうしても下図の下のような形にせねばならず、多色発火は狭くて作りづらい。つまり、連鎖の道順が一つ、発火色が一色になってしまい、引けないと発火出来なくなる。
これではいけないので、対応を考える必要がある。対応には少なくとも3通りの方法がある。
一つ目は、発火色が来ない場合に別の発火点を見ることである。
例えば、先ほどの図の下の場面から、赤ダブを6列目に置き、緑黄を4,5列目に横置きした形を考えていただきたい。その状態から、たった2手で下図のような形になる可能性がある。ネクが緑黄以外の緑を含む組みぷよなら、緑発火で67個(緑ダブなら69個)の3連鎖致死が作れる。
また、似たような形から黄色が多く来た場合には、発火点を増やし、下図のような多色発火の形にできることもある。別の発火点を見る技術や多く来た色を2連鎖分にする技術は大事なので、始めのうちはゆっくりでもいいから、しっかり練習するといいだろう。練習しろよ、私。
二つ目は、1列目を使うことである。
例えば、3連鎖目の予定の黄色が多く来た場合に、下図のような形にする手が考えられる。
この形から、黄色が偏れば3Tに、赤が偏れば4Wにできる(今回のでは4Wを確定させたら正規の3Tルートは潰れる)。また、緑が偏った場合も都合のいい配ぷよなら下図の2枚目のような黄色発火の4Wなどに出来る。紫発火での3Tもある。もちろん場合によっては緑発火も組めるであろう。
三つ目は、ぷよを左に寄せることである。私は、千早式ではこの考え方が重要であると考えている。
例えば、下図のように置けば、どちらも絶妙に両立できない形ではあるが、3連結まではどちらも見ることが出来るのである(上では赤と黄色の選択、下では緑と赤の選択)。序盤で紹介した2連結の時点で片方に決まるような形とは大違いである。
この左に寄せた形と今までの形との差は、3連鎖目の黄色の上で挟む方のぷよが4列目ではなく、3列目にあることである。この考え方は、下図の上のような形ではなく、下のような形にするときなどにも使われている(多分)。
無理矢理両立させてみた。
場合によってはこんなのもある。緑発火の4Wと赤発火の5連鎖の両立である。
千早式_AAAA
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千早式のAAAA形について。
該当2手パターン:AAAA
AAAAは、下の図の上のように、黄色が連結できない形になるのが嫌なので、離してます。ですが、上の置き方にも赤を1連鎖にも2連鎖にも見られるなどの利点もあります。下の置き方の考え方は他の初手周りの考え方に準ずる部分があるので、そちらに書くことにします。
千早式
注意:おじゃまの個数は落下ボーナス込み
1. 初手周り
順番ちょっとミスりましたが、左上から、
AAAA, AAAB, AABB, ABAC, ABAB, ABCD
です。ネク判断すれば、私の千早式の2手目まではこの6通りの形にできます。なお、初手4色はわりと毎回適当に組んでます。
ネク判断ミスった時にこれらの初手周り以外も使いますが、今回はそれについては触れません。次の章でそれぞれの形について触れていきます。
2. 3手以降の考え方
AAAA
AAAB
AABB
ABAB
ABAC
ABCD
知るか!全アドリブだ!
4色ループ
王様に聞いてください。
今日はここまで。後日、追記していきます。
記事1
2人部屋のスクショ
スクショないのは飛ばします
1.
2列目に置くと、黄色を4列目に置くまで4列目は使えず、2列目や赤も厳しい。よって、4列目が優先される。
ところで、この手...
普段はこう置いていなかっただろうか。
2.
この黄色2個を捨てて、(黄色2個+)紫3+1個を待つよりは、3色致死を見る方がいいかもしれない。
3色致死はたしか、6/6/7だったはず。つまり、ここから、黄色2個+3個+紫1個を待つことになる。紫の偏りが必須な黄色捨てよりはこちらの方がいい気がする。
3.
紫右よりも、紫上の縦置きよりも、紫が入れやすいのよ
4.
検討の余地あり
5.
調子悪い時縦置きしてしまうけど、これはこう
6.
発火色が5列目の3層目にあり、発火色が遅いときは4Wも狙えるよ!発火前に他の3色が偏れば3色致死に出来ることもあるよ!
7.
普段は4,5列目に横置きしてる。検討の余地あり。横置きしたい。横置きしたい。
8.
普段は2列目にちぎって黄色待つけど、ここらへんで黄色を切って、上で入れなおすようにするのも手だぜ!
9.
一応これも貼っておく
以上。
ゴミタワー (1)
1.序文
タワーを組む時、どうしてもゴミが出てしまって、どう処理すればいいかわからないといったことがあるだろう。そういった場合に対応できるようにするために、今回はゴミ処理の基本的な考え方の確認をしようと思う。今回の内容はタワー初心者にとって参考になる内容かもしれないが、タワーはもっと参考になり、かつ有名なブログがあるのでそっちを参考にしましょう。私は人に知られずに出来るだけ慎ましくブログを書いていきたいのです。
2.基本事項
まず、タワーのゴミぷよを処理する際の基本的な考え方は次のようになる。ただし、順タワーを基準とする。
1.形がよくなるように置く
2.出来るだけ邪魔にならないように置く
3.1列目などのゴミ置き場に置く
番号が若い順に優先順位が高くなる。2は片方が使える場合であり、どちらもいらない場合は基本的に1か3になるだろう。ただし、ちぎりを減らすために多少邪魔な位置にもゴミぷよを置いたり、タワーが完成していたら4,5列目にとにかく早く積んだり、本当にどうしようもなかったりと例外は多数存在する。しかし、基本的にはこの考え方で間違っていないと私は個人的に思っている。
1の”形がよくなるように置く”の代表的な例の一つに、6列目埋めがある。
おじゃまはすべて緑以外の適当な色であるとして、緑をすぐに入れられるようにするために、6列目をゴミで埋めて形をよくする手だ。この際、ゴミに緑が含まれている場合は下図のように緑を下にして置けば、ネクが緑ダブでも入れられる。
また、ゴミではなく使える色も6列目に捨てて入れられるようにする場合がある。下図がその一例だ。
しかし、この例には少々良くない点がある。上図のように紫赤を捨てると、2連鎖目の連結が緑を入れたとして、4/4/5/5となり、足りないのだ。しかも、緑と同時に連結することが不可能になる。つまり、「緑を入れて、赤を入れて、発火する」か「緑を入れて、赤紫で発火する」か「赤か紫を入れて、緑を入れて、発火する」必要がある。しかも、赤ダブは連結出来ない。対して、紫赤を連結すると、「とにかく6列目を埋めて、緑を入れて、発火する」と、埋める色はこだわらなくてよい。しかし、黄ダブでは埋められず、ネクに緑があって、ネクネクに緑がなかった場合は遅い。この二つを比較すると、前者は最低2手で発火出来るが、後者は3手だ。確率は面倒なので計算しない。どう置くかはあなた次第だ。
ここまで書いておいてなんだが、はっきり言って6列目埋めのいい例が思い浮かばなかった。やはりこういうのは実際にぷよらなきゃなかなか出てこない。6列目埋め以外も全然思い浮かばなかったので、ここからは私の個人的な検討に入る。私の説明の下手さを呪うがいいさ。
ふと思い出したので追記。4列目に置く場合、ゴミは下に、使う色は上にが基本である。もちろん使う色を上にして置くと入らない場合は別である。
この方が、連結がしやすいのだ。
3.検討(1)
まずは、次の形について検討する。
この形で、私は4列目に縦置きしたが、3,4列目にちぎる手もある。そこで、二つの形を比較する。
疲れたので続きはまた今度書くことにする。
一応今回の記事で検討する予定だったもう一つの形を書いておく。
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kiOu0weEiIS8Osc621I1U1A1c181
ちなみに今回の配ぷよの最速手は多分下の二つのどちらかだ。
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kiOu0weyiIS8O4c624IIU6A4c68q
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kiOu0weyiIS8O4cG2eIuU6Aac08C
壱式が好きな私には4手目はこちらの方が性に合っているのかもしれない。