千早式_AAAB
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千早式のAAAB形について。
該当2手パターン:AAAB, ABAA, ABBB
基本的には、下図のようにして4W形を見る。本当は1列目使った4W形も見た方が良いのだろうが、今の私の技術だとそちらまで見えない。
よくみると下図の上の方、ぷよの数が奇数なので2列目に赤でも足して考えてくださいな。
この置き方には弱点がある。それは、右側が狭いことだ。右側が狭いと、下図の上のように千早式の考え方で多色発火を作ろうとしても、3W形にしかならない(紫を4列目の黄色の上に置き、3Tにする手はある)(また奇数になってるの馬鹿でしょ)。そのため、どうしても下図の下のような形にせねばならず、多色発火は狭くて作りづらい。つまり、連鎖の道順が一つ、発火色が一色になってしまい、引けないと発火出来なくなる。
これではいけないので、対応を考える必要がある。対応には少なくとも3通りの方法がある。
一つ目は、発火色が来ない場合に別の発火点を見ることである。
例えば、先ほどの図の下の場面から、赤ダブを6列目に置き、緑黄を4,5列目に横置きした形を考えていただきたい。その状態から、たった2手で下図のような形になる可能性がある。ネクが緑黄以外の緑を含む組みぷよなら、緑発火で67個(緑ダブなら69個)の3連鎖致死が作れる。
また、似たような形から黄色が多く来た場合には、発火点を増やし、下図のような多色発火の形にできることもある。別の発火点を見る技術や多く来た色を2連鎖分にする技術は大事なので、始めのうちはゆっくりでもいいから、しっかり練習するといいだろう。練習しろよ、私。
二つ目は、1列目を使うことである。
例えば、3連鎖目の予定の黄色が多く来た場合に、下図のような形にする手が考えられる。
この形から、黄色が偏れば3Tに、赤が偏れば4Wにできる(今回のでは4Wを確定させたら正規の3Tルートは潰れる)。また、緑が偏った場合も都合のいい配ぷよなら下図の2枚目のような黄色発火の4Wなどに出来る。紫発火での3Tもある。もちろん場合によっては緑発火も組めるであろう。
三つ目は、ぷよを左に寄せることである。私は、千早式ではこの考え方が重要であると考えている。
例えば、下図のように置けば、どちらも絶妙に両立できない形ではあるが、3連結まではどちらも見ることが出来るのである(上では赤と黄色の選択、下では緑と赤の選択)。序盤で紹介した2連結の時点で片方に決まるような形とは大違いである。
この左に寄せた形と今までの形との差は、3連鎖目の黄色の上で挟む方のぷよが4列目ではなく、3列目にあることである。この考え方は、下図の上のような形ではなく、下のような形にするときなどにも使われている(多分)。
無理矢理両立させてみた。
場合によってはこんなのもある。緑発火の4Wと赤発火の5連鎖の両立である。