初代ぷよ戯言

初代ぷよに関する根拠の薄い、参考にならない戯言の集まり

syo級者支援講座 第二講

 今回は、あるsyo級者(一瞬で選考落ちしました)の試合のリプレイをもとに、良い点、気になった点を挙げ、参考にしたり、改善案を模索したりすることを目標とする。

 

・10本目

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 1Pは面白い手、2Pは好手。

 1Pの形は紫ダブを5列目に置く手もあるが、4列目に置くことでネクに紫赤や紫ダブなどが来ても紫を活かすことができる。その点、緑紫や紫黄で少し困ったりちぎりが増えたり、ミスって紫を入れられなくしてしまう可能性があったりと少々危険がつきまとう手でもある。実際、今回の配ぷよだと5縦の方がちぎりが少なくなる。土台以外の緑と黄色の位置が逆かそうでないかで使い分けるのも面白そうである。検討したい手だ。

 2Pの手はちぎりが多くなりがちな五式のちぎりを減らす非常に良い手だが、今回は配ぷよが悪さした。今回の配ぷよは五式では勝てなかったであろうから、仕方ない。

1P実戦ぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_eu2s8w2IAKGweuUui6ey8sMeM666A4IsO2

1P5縦の場合:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_eu2s8w2IAKGweuUwiuey8uMuM66sACI4OC

2P実戦ぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_eu248g2EAGGse6U0iueo8CMaMk66A0I0O8

 

 

 

 

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1.本記事の本当の目的

 ここで、2Pの使っていた五式について、少し話をしようと思う。

 

2. 序盤定型化(3手目まで)

 最近、私は五式を使うようになったのだが、ネクの置き方は以下のとおりである。

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 ABやBCなどは私のリプレイを見てると、2列目に置いたりちぎったりしているかもしれないが、基本的にはこの置き方を今はしているつもりだ。理由は多分おそらく右に寄せたいからである。しかし、BBは4列目ではなく、1,2列目である。段差を2段ずつにしたくないからである。ACはACでもCAでもAを上にする。

 

3. 序盤~中盤

 3手のそれぞれの形から、特に気になる手を書いていく。

 

3.2. ABの場合

 ABで検討する手は1つだけなのであるが、その前に二つほど形を紹介しておく。

 まず、AB。

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 意外と上図の下でも入ることが多いし、はまったときの早さはちぎりも少なく、圧倒的なのだが、CDが多く来たときのことを考えると上図の上の置き方の方が良いだろう。ネクにCCやCDが来た時は3列目(おじゃまの位置)に置く(後述するBBの3列目理論)。

 つぎに、AA-CD。

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 基本的にこういう形はちぎったほうがいい気がしている。しかし、4連結にしかならない形になるので、良くないかもしれない。いずれ検討するかも。

 

 本題のABで検討する形は、以下の1つだけである。

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 この形の検討をするにあたって、BCのつぎの形と比較をすることにする。BCの方の色は分かりやすさを重視して、本来のCの色である緑とDの色である紫を入れ替えることにする。

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 2017年8月26日現在、それぞれ下図の置き方が良いと考えている。

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 後述の3列目理論を有効に活用できるのは3,4列目横置き...だと思う...のだが(多分きっとおそらくちぎりが少ないかもしれない。ただし、連結は少し心配)、AB(上)の方だと、2列目1段目にAを置けないのが問題である。

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 上図のような配ぷよのときに困ってしまうのである。

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 今度ちゃんと検討する

 

 

3.3. BBの場合

 BBで検討する手は以下の3つである。

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 まずは、CDについて。

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 CDでは、以前はくぼみを埋める上図の上の置き方をしていたが、現在は上図の下のように三列目に置いた方が良いと考えている。何故なら、五式は3列目が中心だからだ。

 それを言ったら、壱式、参式だって4列目が中心なのに5列目から置くじゃないかという人のために、説明する。と思ったけど面倒だったので壱式、参式は段差が2段あるっていうのと、最初の方に紹介した1Pの手のように、先に4列目に5列目にある色以外を入れても入れられるよっていうのが大きな差だよ(多分)ってことで壱式、参式については終わり。

 五式は、3列目に置かなければ絶対に色が入れられない。しかも、段差が1段ずつしか認められないため、維持する力が低い。

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 先ほどの図の上の置き方だと、紫を捨てない限り、紫を3列目に置くまで緑と赤が決して入れられない。よって、上図のような配ぷよが来たら紫を捨てて3列目に立てることになるだろう。3色致死か、3連鎖か、紫をたくさん来ることを祈るしかないだろう。

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 対して、先ほどの図の下の置き方なら、上図のように紫が来なくても、紫を残したまま緑も赤も入れられる。また、おじゃまの位置に黄色か緑を置けば、紫含む全色が入れられる。今回の図ではおじゃまに緑を入れると連結が心配なので、緑紫の場合は2,3列目に置く手もある。とにもかくにも、CDは2縦よりも3縦の方が色の受け入れが広く、この3縦の考え方はこの形以外でもよく出る考え方なので、意識していきたい。(3列目理論?)

 この理論の例外を一つ紹介しておく(BBではない)。

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 図のような形の場合、おそらく3列目よりも2列目が優先される。理由はおそらくすでに4色あるからだと考えられる。4色目のDDは3列目理論は当てはまらないかもしれないということを覚えておくと良いかもしれない。(とりあえず太字とか使ってみたけど気にしないで)

/***** 2017/09/03 追記 *****/

 シミュをやっていてAAABBBCDCDが少し気になったので記述する。

 今まで私は下図のように組んでいた。

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 しかし、この形は上手くやらないとなんやかんやでつらいときがある。赤ダブは2列目、赤黄なら2,3ちぎりが正解かな?

 私は最近五式を組んでいる時に、狭いということと、五式で3色致死はかなり厳しいんじゃないかということを感じているのだが、それを解消するためにはここはちぎって下図のようにした方が良いのではないかと今日思いついた(検討はしていない)。

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 4色目の瞬間的な入れやすさでは劣るが、黄紫で1,2にちぎっても1列目に紫を入れる場所があるといった長所がある。別の言い方をすれば、2列目黄色を置く手を残しているのが長所ということにもなるかもしれない。

 ネク紫黄の場合の、ちぎった方とちぎらない方の形は下図のとおり。

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 上図の下のような1,2層目の形で上がふさがっている状態は愚形である。色の制限がきつく、困ってしまう。紫赤が来たらおそらく2列目に置くと思うが、どちらを上にしてもそれぞれ困るネクがある。場合によっては、鶴亀連鎖移行にするなどの対処も必要になる。対して、上の形は色の受け入れが良く、強い。なお、これはちぎらない置き方の短所が出る配ぷよを選んだため、総合的にはどちらが強いか検討してみないとわからない。だが、このような瞬間的には4色目の効率は悪いが、1,2,3色目の受け入れを考えるとより良い手というのが結構あるように感じるので、注意していきたい。私の今までの検討はこれについて考えてないことが多いので、参考にする場合は注意されたし。

 なお、ちぎらない方の形から黄紫をちぎる形は、3列目に何か挟まない限り4色目の赤が入れづらく、良くないように感じる。

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 つぎに、CCについて。

 

4. 中盤~終盤

 

 

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付録

検討用メモ

五式検討用メモ 2017_08_27_202158(1P:syo級者(一瞬で選考落ちしました))

五式検討用メモ 2017_09_03_211308(1P:syo級選考落ちした2300勢)

 

 

今日はここまでー。

追伸

 私が作詞した歌詞の記事、おそらくぷよ関係ないと思われる知らない人も見ていて、何かこんなことしていいのかな?と少し不安になっている。商業用でもなんでもないし、元の歌詞とは大分違うし、大丈夫ではある(はずな)のだが...。