初代ぷよ戯言

初代ぷよに関する根拠の薄い、参考にならない戯言の集まり

初心者向け初代ぷよ講座 階段

 

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4.1. 2列の階段

 階段は、第三章で紹介した形が最も基本的な形であり、同じような形を前後につなげることで、連鎖を伸ばす(連鎖数を増やす)ことができる。

 

 上に乗せるぷよの位置を変えれば、逆向きの連鎖を組むこともできる。

 

 まずは3連鎖ぐらいを組む練習から。配ぷよと解答例を示す。配ぷよのURLのシミュは、矢印と左右ボタンで操作できる。Z,X,B,N,M,Hキーなどでも操作できる。解答例は再生みたいなボタンで再生できる。

  配ぷよ:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_01e1U1c1k1M1

  解答例:http://ips.karou.jp/simu/pv.html?_0seuUqcgkeMC

 

 初心者の方には、形を知ったら実際にとこぷよ(一人でぷよぷよの練習をするやつ)で練習してほしいところだが、これだけでは形が窮屈すぎて致死量の連鎖(相手が死ぬ量のおじゃまぷよを送れる連鎖)が組める配ぷよが限られすぎている。例えば、以下のような配ぷよ(進むを押せばすでに置き方が設定してあるやつは置かれます。)のときに、置き方に困る。そのため、もう少し形を紹介する。

  困る配ぷよ:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_cgAE0wiCk1

 

 もう一度、階段の基本図を示す。

 

 階段は、基本図における青のぷよが消えたときに、青の上に乗っているぷよ(ここでは赤)が落ちて、隣の列のぷよとつながって消えることによって、連鎖ができる。ここに、青の段差数(縦方向の連結数)の指定がないことに気付いただろうか。つまり、青のぷよは3連結の形でなく、つぎのような形でもいいのである。

  

 所謂、土台(ここでは、落ちない方のぷよとする)が2段の階段と、1段の階段である(このブログではそう呼ぶことにするが、特に一般的な名前というわけではない)。これらも、前後に同じように連鎖を伸ばすことができる。ただし、1段の階段は効率の関係で組まれることは少ない。

  

 3段の階段や2段の階段などは組み合わせることができる。

 

 

 いきなり多く教えるのもどうかと思うので、とりあえずここまででとこぷよをやってみてもよい。しかし、まだ形が窮屈であるため、本記事ではもう少し知っている形を増やそうと思う。多すぎてつらい方はとりあえずここまでで練習するとよいだろう。練習していればこれから書くことも自分で見つけるかもしれない。

 知っている形を増やすために、もう一度基本図に戻ってみる。

 

 階段は、基本図における青のぷよが消えたときに、青の上に乗っているぷよ(ここでは赤)が落ちて、隣の列のぷよとつながって消えることによって、連鎖ができる。ここに、青の上に乗っている赤の高さにも指定がない。つまり、つながりさえすれば、赤はどの高さにあってもよいのである。

  

 この形も、前後に同じように組むことで、連鎖を伸ばせるが、同じ色が4つくっついて消えないように注意する必要がある。

 

 上に色を挟む形は、次のように、手前側が低い場合にも連鎖になる。

 

 また、上に色を挟むのではなく、下に色を入れることもできる。ただし、下に入れた色の段差の分、段差を高くしなければならないため、注意が必要である。色を挟む形に関しては、後述する挟み込みを混ぜることで強力になるため、詳しくは挟み込みの節で説明する。

 

 これらの上に色を挟む形と上述した段差の違う階段を組み合わせれば、以下のように、様々な形が作れる。

  

 本節の最後に、階段ではないが、ぷよm@sに登場した有力な連鎖として、絨毯積みを紹介する。上の二つの図の再生ボタンを押した後の残りの形を見たら分かると思うが、色を挟む階段を作った場合、階段が連鎖した後、間に挟んだ色(と階段部分の上に置いたぷよ)が残る。そのため、綺麗に色を挟んである場合は、階段部分の上に色を乗せることで、階段が消えた後にも連鎖をつなぐことができる。上の二つの図の場合の例が下図である。上右図では、黄色は(1個の場合)2列目に置くしかないが、上左図では1,2,3,4,5列目のどこに置いてもよい(ただし、置く位置は置ける範囲で最も低い位置)。

  

 これらの形を覚えれば、階段の幅が広がり、とこぷよでもそれなりに多くの配ぷよで組めるようになるだろう。

 

 本日はここまでで終わりにする。この説明に、シミュでの問題と解答例を加えたい。今後の説明する内容としては、3列以上の階段、挟み込みを考えている。