syo級者支援講座 第一講
本講義では、あるsyo級者の方のリプレイを見て、「ここはこうした方がいいんじゃない?」と思ったのを書いていく。画像でかいから小さくするけど、画像小さいとかあったら言ってくださいな。スマホで見たら小さいかも?
・1本目
他にいい置き場もあまり思いつかないので、これ自体はいいのですが、黄色は入らないことに注意。
こう置いても黄色は入らないので、3列目に縦置きして黄色は入れなおすというのが個人的には好み。(実戦配ぷよだと詰みますが)
配ぷよによって、タワーのほかに、緑発火の連鎖や黄発火の連鎖も狙えます。下図は緑発火の例。
・4本目
好みの問題なので、念のため紹介はしときますが、どちらの方がいいとかではないです。
7手目、実戦では下図のように置いてました。
これでもいいのですが、次のように置く手もあります。
前者に対して、後者はちぎりがなく、かつ黄色の最大連結数が1つ大きいです(8つ連結する必要があるかは今は置いておく)。緑もそこまで入れづらくありません(後述)。この3列目の上の黄色は、配ぷよによっては連結しなくてもよいです。ただし、後々のちぎりまで考えるとどっちがいいかは私にはわかりません。
8手目、実戦ではつぎのような棚上げを使ってました。
しかし、ここでは棚上げは使わない方がよいです。
図のように、赤を入れるには固ぷよの位置に赤を置く必要があるため、赤が来ない間、緑を活かすにはおじゃまの位置に置く必要があります(3列目7段目も可)。そのため、3列目の緑の上を塞ぎたくないのです。8手目の紫ダブは4列目に置き、9手目の紫黄も4列目に縦置きします。紫ダブでも来ない限りは縦置きの方が良いでしょう。
ちなみに、7手目をちぎらずに縦置きした場合は、棚上げした方が良いです。棚上げしないと緑が入らないので当たり前ですが、他にも理由があります。
左の図(スマホでは上下になってるかも)を見ると、緑を4列目(おじゃまの位置)に2個置くことができ、紫も4列目を使わなくても、2列目(固ぷよの位置)を使って入れることができることがわかります。つまり、左の図は赤が来なくても緑の4連結が確保でき、かつ緑が来なくても紫の4連結が確保できるのです。対して、右の図は、紫こそ緑が来ずにも入れられるものの、緑はおじゃまの位置に置く必要があり、固ぷよの位置に赤を置かないかぎり、緑の4連結が確保できません。緑は発火色です。赤が来ない限り、発火色を無駄にしてしまうというのは良くありません。緑を無駄にするとタワー同士なら確実に負けるうえに、9個目の緑が遅い場合などは手数のかかった連鎖にも負けます。ですので、緑の置く場所は残しておくようにしましょう。(文章長い)
8手目で説明したことは、タワーで非常に重要な内容ですので、しっかりと身に付けましょう。
・6本目
この手、3縦にしたいです。
こうすれば、連結4連鎖も見えま......連結足りなかったり3Wになってしまったりしやすいかも。いくつか連鎖の例を。
・7本目
この置き方は赤が偏らなければ連鎖が組めないし、紫の縦3も少し邪魔な感じがします。かくいう私もこの配ぷよ苦手ですので、解説はありません。
・8本目
配ぷよの関係で右側を埋めてしまった形。右側が埋まってるので、タワーっぽく赤を入れるよりは連鎖を見た方がよいです。この11手目で3列目に縦置きすれば5連鎖です。見えるようになるように頑張りましょう(私も実戦では多分見えない)。
・9本目
今回は置き方というより、考え方?
この状態で、少し悩んで紫ダブを5列目に置き、その後もゴミを捨てるだけなのに大分迷いが感じられました。あとは緑を入れて緑発火するだけなので、慣れない間はじゃんじゃん捨ててしまっていいと思います。もちろん、慣れてきたら緑がなくても紫を上で作って3色致死とかやったほうがいいですが。
ちなみに、この形は裏発火も狙えます。
緑が入って発火するだけになったらたしかタワーの方が早い確率が少し高い?ですが、緑2個必要な状態なら遠慮なく発火していいと思います。
・何本目かわかる画像残ってないんですけど
3手目なのであまり言うのもなんですが、少し気になったので。
この手でこう置くのは、紫を含まない、緑黄や黄ダブ以外の手がくると、タワーとしてはおじゃまの位置に紫以外をおくことになり、紫を早くも捨ててしまうことになります。ですので、タワーとしては下図のような置き方がいいかなと思いました。
・15本目
実戦ぷよ譜
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Og2gA6csi6kII88sc4e4AGk2I1e1k1U1
2W3Wっぽくするタワーもありますが、今回は少々連結が厳しいかも。
こういう形になったら連鎖移行をみると良いかも。
意地でもタワーを見る場合
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Og2gA6c2i6kgI884cgewAek4IKe4k0U1
連鎖移行その1
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Og2gA6csi6k8IK8Gc4eyAekqI1e1k1U1
連鎖移行その2
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Og2gA6csi6kIIK8ic4ewAwkqI1e1k1U1
・16本目
赤が1-1で、黄色が3-2なので、4列目に立てて緑入りますね。これは慣れましょう。
・17本目
発火点候補が多くてわけがわからなくなってしまっているように見えました。今回は緑が多いので緑発火を主として見るのがいいですかね。基本的には多い色を2連鎖分にします。
これで緑の発火待ちです。しかし、この形、緑が来なかったときに他の発火を作りづらい(作ろうとすると緑発火がなくなる)のがつらいところです。
―――2017/08/15 追記ーーー
...とか何とか書いてたこいつは馬鹿です。黄色入りません。連鎖ありません。
改善案はこう
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_8ge4A66GkgOGI4Cs82eE8088cqc1I1U1
赤が2個来れば、赤発火の5連鎖もあります。下のは緑ダブを赤ダブに変えたぷよ譜。
http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_8ge4A66GkgOGI4Cs820o888wc1c1I1U1
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・23本目
こういう形になったら、無理してタワーにしようとせずに、連鎖移行した方がいいかもしれません。2W3Wとかは致死にしづらいです。15本目の実戦ぷよ譜を載せたやつと同じですね。
こう置けば、黄色発火と緑発火が見えます。
黄色発火と緑発火の例
どちらも、黄色ならば緑、緑ならば黄色の発火を残してる良型です。ただし、黄色と緑以外が多い時は検討が必要です。
(模様が逆だった。私の阿呆め)
・36本目(1本目のときのBぷよの中央下段の数字が1ではなかったので、ここから本数狂ってます)
実戦ぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_0kcGCg8Gc202ig0668e8OsAyMGI8cg8Gk0
まず、8手目。
紫を残そうとした手だと思いますが、赤を4列目に置いてしまうと、紫、黄色、緑を全部入れるのは色の置ける位置の制約があるため、少し厳しいです。かといって、単発を撃つわけにもいかないので、3列目に縦置きし、紫は一度捨てて赤の大連結にする手が有効かと思われます。9手目の時点の双方の置き方は下図。
実戦図では紫が死んでいて、赤も離れていて、致死にするには回収が必要そうな形です。しかし、右(画面サイズによっては下)の図では、緑が多く来るか、緑と紫がかみ合えば2連鎖の致死に出来るかもしれません。もちろん、回収もありです。さらに、この形、黄色からの連鎖が見えます。(実戦図だと赤が暴発)
連鎖移行ぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_0kcGCg8Gc20qig0s68euOgAkMuIkc181k1
今回の配ぷよではタワーも組めます。
タワーぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_0kcGCg8Gc20qig0s68euOgAyMGIgc684k0
また、実戦図では、ちぎらないと紫が死にます。しかし、ネクの緑ダブを実戦では紫を残すかのように5列目に縦置きしていました。赤ダブで紫を残したにもかかわらず、ちぎらずに紫を殺して、緑ダブで紫を残すかのように置く。このようなどっちつかずの手(流れ)は、配ぷよに恵まれなければおそらく勝てません。紫や緑の4連結に必要な領域などをしっかりと把握しながら置くと良いと思います。
ちなみに、7手目。
実戦ではこう置いていましたが、下図のように置く手もあります。
少しちぎりが多くなったり、若干色に制限があったりしますが、ネクに赤があっても愚形にせずにどの色も残せる良型です。実戦では15手ちぎり1の2連鎖致死が組めます。
層を左右に分けるタワーぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_0kcGCg8Gc20qiE0s6aeqOsAwMII6c081k1
ちなみに、上のぷよ譜の9手目は下図のように置いていますが、これには理由があります。
こう置くことで、紫黄色が来た時に、どっちも活かすことが出来ます。
しっかりと身に付けましょう。
・38本目
ずらし壱式は連結が難しい戦型です。今回は、赤と黄色は4連結にしかなりませんし、上部も緑と紫が少々もったいないです。連鎖で4Wにしやすい形なので、素直に連鎖移行した方がいいかもしれません。発火色の都合上、順タワーには負ける可能性が高いですが、ずらし壱式を使っている以上、仕方のないことです(ゆきももさんに文句言われそう)。どのような場合にタワーを狙えばよいかは、ずらし壱式推奨派のゆきももさんに聞きましょう。下図は連鎖移行の場合(4Wにもできるがそれだと足りない)。
・43本目
実戦ぷよ譜:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Ag8GSg6gMG04ieGkC8A8CiS88qG6iu68G8e4G620
4手目
個人的には2列目縦置きを推奨したいです。理由は、ずらしタワーは壱式が組みづらいからです。
ずらし壱式を完成させるには、おじゃまの位置と固ぷよのどちらかに色を置かねばならず、ダブが来ない限りは2回はちぎることになります(多分)。また、おじゃまを緑だとすると、紫を置かない限り緑はちぎって連結することすらできません。そのため、出来れば2列目1段目には黄色、悪くても紫を入れたいのです(紫なら無理につなげる必要なし)。実戦ぷよ譜では、7手目に大きなちぎりが発生してしまっています。
実戦配ぷよでの2縦例:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_Ag8GSg62MG0siIGqC6A2CsS88wG4iq60G1e1G121
また、以前連鎖を見て置いているといったような話を伺いましたが、 2縦でも連鎖は狙えます。
赤紫などが来れば同じような形になります。(2枚目は赤発火以外の例)
裏の連鎖の作り方によっては、緑発火にできます。
また、緑紫、緑ダブ、緑黄のような配ぷよが来た場合は、下図のような形にします。
この形から、紫発火や黄色発火が期待できます。
連鎖移行するなら、タワーとは発火色を変えたいところです。しかし、発火色が8個以上来た場合は出来ればタワーにしたい。ですので、発火色が少ないときが連鎖移行を狙う本命かと今の私は勝手に思っています(3色致死に負ける可能性はありますが)。
・44本目
実戦配ぷよ:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kgUCcg2G6sIGkGUkI486kok0Cg80caO0M0c2
縦3で高くなってタワーが入れづらい形。連鎖移行が出来ると良いかも。連鎖移行の例を2つほど示しておきます。
例1:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kgUCcg2G6sIGkGUkI68IkskqCu82cwO1M1c1
例2:http://ips.karou.jp/simu/ps.html?_kgUCcg2G6sIGkGUkIE88kykaCC8qc1O1M1c1
・45本目
5手目
この置き方は連鎖寄りの置き方ですね。これ自体は別に問題はないです。
8手目
連鎖移行するなら4縦で紫をしっかりと入れるようにしましょう。本命は下図のような連鎖。
ちなみに、5手目でタワー寄りの置き方をする場合、実戦配ぷよだと
こうなって、
こうなって(実戦での私なら多分黄色はちぎって3列目)、
こうなります。(この画像はタワー寄りの置き方を強要するものではありません。)
一応配ぷよによっては連鎖移行もあります。
・47本目(最後)
8手目
縦3タワーは上図でいう2,3列目の段差が高くなって、黄色と赤が1段ずつになっていると、4色入れるのが厳しいです。また、下の赤がもったいなくもあります。そこで、この8手目はつぎの2つの置き方を推奨します。
まず、2縦。
ここから、緑発火を狙います。
配ぷよによっては黄色発火の回収型も狙えるかも。
つぎに、4縦。
2W3Wなどの短縮を主に見ます。
赤ダブ、緑ダブ、赤以外+緑のような配ぷよが来れば、先ほどの緑発火と同じルートの連鎖も見えますが、短縮形は必要ぷよ数が多いし、配ぷよの制限とか色々厳しいかも知れません。どの置き方(2縦と4縦以外も含む)を選ぶかは自由です。自分が思うままに頑張ってくださいな。
以上で、syo級者支援講座第一講を終わります。